今日は、ちょっとオシャレに美女と食についての話題をお届けしたいと思います。
季節柄、野草が簡単に入手できるようになり、一カ月ほど前から完全に野草だけのメニューとなっています。
すると、どうでしょう!?大ちゃんのウムコが、超健康的なモノになりました。
形も硬さも素晴らしく、まるで茶色いバナナです!
今までのモノも決して軟便ではなかったのですが、本気のウムコを見せつけられてしまうとクオリティが低かったと認めざるを得ません。。。
ついでに絶品ウムコの写真も掲載して、皆様にも芸術性をご堪能いただきたいのですが、かりんとうやチョコバナナ等、ウムコの類似品をほおばってる人がいたらと思うとなかなか・・・。
さんざん悩んだ結果、思い切って今や超カリスマ(嘘)で超モテモテ(大嘘)のミツオ画伯にイラストを依頼することにしました。
うーん、素晴らしい。。。
今回も驚愕の仕上がりですね。写真を超えた再現力です。
(オフレコですが、レプショーの片隅で個展を開く話があるとかないとか…)
少々話題が逸れましたが、ハイレベルなウムコを知ってしまった今、如何に維持していくかが今後の課題となりました。
桑の葉を大量に投入することで、従来の野草メニューでは成し得なかった完成度になるなんて・・・。
夏場はなんとか乗りきったとしても、冬場で桑に匹敵する高繊維の食材ってあるのでしょうか???
桑ふりかけをキロ単位で購入したら物凄い金額になっちゃいますよね(笑)
公園の周囲に物凄い量のヤブガラシが生い茂っており、園内のベンチもヤブガラシに囲まれて使用不可能になっています。
しかも、日曜日の昼間だというのに人が一人もいません(笑)
これは、まさに私の為に存在しているカメ餌栽培所です。。。
ヤブガラシも栄養バランスは素晴らしいと思うのですが、桑ほどハイレベルなウムコにならないのは残念です。
ヒョウモンにとっては、含まれている繊維質に対する水分量が多すぎるのでしょうか。。。
大ちゃんって???
待望のヤブガラシはもうしばらくの辛抱だと思っていたのですが、昨日知人のお墓参りに行った際、周囲に沢山生えていたので思わず摘んで帰ってきました。
ついつい夢中になり、お墓参りと野草刈りのどっちがメインなのかわからない状態に…(汗)
そして、月が変わったので恒例の身体測定を行いました。
我が家の場合、「少しでも体重が増えていて欲しい」と願う個体と「そんなに急いで増えてくれなくても…」と思う個体とがいまして、ちょっと複雑な気持ちだったりします・・・(笑)
とりあえず、殆どのメンバーは順調に(?)増えてくれていたのですが、なぜか五右衛門だけが停滞気味でした。
放牧の際、一生懸命ナミビアのメス達を追いかけていたので、まさか恋の病??(国境を越えてマス..)
特に具合が悪そうな様子はないのですが、注意深く観察していこうと思います。
1ヶ月前の測定では2318gだったのですが、今回は2660g…。またまた300g以上の増加です。
う、うれしいとしか言いようがありません・・・(汗)
さてさて、じつは最近になって、私の中で「もしかして大ちゃんてオスなのでは!?」という疑問がわいてきました。
なぜかといいますと、、、
うーん。。。甲羅の形状といい尻尾の長さといい、どう見てもメスだとは思うのですが…。
本当にごめんなさい
先週、ナナちゃんが息を引き取りました。
元気になって、大きく育ってくれることを願っていたのですが、とても残念です。
我が家に来て2年半、ナナちゃんが幸せそうに過ごしている記憶は殆どありません。
本当にごめんなさい。
リクガメを飼い始めた当初、身の程をわきまえず調子に乗っていた私は、個体を増やし続けていました。
そして、次々にカメを弱らせては動物病院に連れていくという、なんとも情けない飼育者だったのです。
かなりの頻度で動物病院にカメを連れていくものですから、終いには病院の先生やスタッフさんと顔を合わせるのが恥ずかしくなってしまい、同時期に複数の病院を利用するようになったほどです。
入院させた結果、病院から「残念ですが・・・」という電話を頂いたことも何度かあります。
亡くなってしまった個体を病院まで引き取りに行った帰り道、「飼育書の通りにやっているのにどうして!?」という思いから、悲しさと悔しさで涙と鼻水が止まらなくなってしまったこともありました。
友人から「そんな確率で死なせてしまう生き物を飼うなんて、オマエの頭はどうかしてるぞ」と忠告されたこともありました。
そして、また一つの尊い命が、無責任な飼育者の犠牲となりました。
一般的に「爬虫類の飼育は難しい」とされているようです。
たしかに、立ち上がっていない個体の難易度は経験した人にしかわからない厳しさがあります。
そして、「もともと弱っていた」とか「先天的に長生きできない個体だった」とかいう理由でこの世を去っていく生命が後を絶ちません。
しかし、少なくとも迎え入れた時点で生きていたのであれば、それは飼育者の力量が及ばなかったのです。
愛情が足りなかったのではなく、知識と技術、そして経験値が足りなかったのです。
沢山のカメを死なせておいて、決してこんな偉そうなことを言う資格などないのですが、やはりペットを飼育する上での最低限のマナーは忘れずにいたいと思っています。
どんなに献身的に世話をしても、死んでしまえば二度と会うことはできません。
「ああすれば良かった」とか「あれがいけなかったのかも」とか、次々に溢れ出す後悔を、その後の飼育に生かすことができるかもしれません。
しかし、その後どんなに労力や対価を費やしても、亡くしてしまったペットとやり直すことはできません。
なんか、書いていることが支離滅裂ですが、今後も謙虚に、そして貪欲に学んでいきたいと思います。
最後になりましたが、温かいお言葉で応援して下さった方々に心より御礼申し上げます。
大ちゃんのお引っ越し
いつか、ナナちゃんの爪を…
その後のナナちゃんです。
一時は本当にもうダメかと思いましたが、なんとか持ち直しつつあります。
まだまだ完調とは言えませんが。
量は少ないものの、毎日確実に自力で餌を食べてくれています。
問題の視力ですが、左目はあまり開けてくれず、開けた直後は白く濁っていることが多いです。
酷い時は両目とも白っぽくなっていましたが、毎日の点眼で改善に向かっているようではあります。
ただ、餌に食いつこうとして空振りをするような仕草が多いので、どうやら対象物との焦点が合っていないようです。
やはり、片目しか見えていないのでしょうか。。。
現在は密閉した環境によりケージ内がサウナのようになっていますので、水皿の水が35度くらいにまで上がります。
ですので、温浴がわりに毎朝この水皿にナナちゃんを入れているのですが、今朝起きて見にいくと、、、
なんと、既に自分から入ってくれていました!
「もう、自分で入れるよ」と言わんばかりです。
ただ、やはりあまり沢山は食べてくれず、体重も71gと横ばいです。(10月アタマは74g)
とりあえず、すぐに死んでしまうような危機からは脱してくれたようですが、引き続き視力と食欲に関しての不安は残ったままで、楽観できる状態とまでは言えません。
このまま回復に向かい、成長へとつながってくれると良いのですが・・・。
ナナちゃんはその小さな体とは不釣り合いに、かなり爪が伸びています。
3年近くも成長しない間、爪だけが伸びてしまったようで、体はベビーサイズなのに爪だけが長いという、なんとも不自然な状態です。
爪を切ろうかと思ったこともあったのですが、ナナちゃんが今日まで生きてきた証であり、貴重な成長箇所でもありますので、いつか本当に成長してくれた時まで残しておこうと思っています。
まだまだ心配事だらけではありますが、なんとか良い方向に向かってくれることを願いつつ、お世話を続けていきます。