冬場の室内無加温飼育

今冬のナミビアヒョウモンズは室内無加温飼育をしています。
といっても、カメ部屋自体が暖かいので、日中は23-25度、夜間は17度程度ですが。

無加温にしている目的は、代謝を落として食事量を減らすことにあります。

夏場における屋外飼育時の凄まじい運動量を見てしまうと、あまり動かない(動けない)冬場に沢山の餌を摂取させることに違和感がありまして・・・。
もちろん、野菜の高い時期に家計が圧迫されるのを避けるという目論みもありますが・・・(笑)

面白いことに、同じ種でも個体によって低温への耐性が異なるようです。
ミツオ(オス)は加温飼育時と遜色ない程に活動的なのですが、ホワイティ(オス)はあまり起きて来ません。
ヌー(メス)に関してはその中間といったところでしょうか。。。

朝早くから起きてきて私を観察してくるミツオ
20140222-04
餌を欲していなくても私に愛嬌を振りまく可愛い奴です。


そして、水入れにお湯を注ぐと真っ先に入ります。
20140222-03
他の個体はまだ起きて来ないので、冬場の一番風呂はミツオの独り占め状態です。



一方、起きてくる気配のないヌー&ホワイティ
20140222-02
ヌーが面倒くさそうにこちらを見ています(笑)



給餌は2~3日に一回で、量も少なめにしていますので、さすがに三匹とも食べにきます(笑)
20140222-01
どちらかというと、栄養価よりも水分摂取に重点を置いた献立が多いような・・・。




ちなみに庭は現在こんな感じ。。。
20140222-05
暖かい季節が待ち遠しいです。


8 thoughts on “冬場の室内無加温飼育

  1. 宮っ子

    「いかにも」な、ナミビアヒョウモンですね。ヒョウモンガメって、分布が広いから、その個体の低温耐性がわかりませんよね… でもナミビアってかなり南だから、冬はそれなりに下がるんでしょうね。
    これが、うまい具合にクーリングになりそうですね。明けに、盛り出すのかな?大きさもけっこうありそうだし、春が楽しみですね!

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  2. ミツオ

    >宮っ子さん

    ヒョウモンも産地が様々でして、温度の好みにも差があるようですが、少なくとも一昔前の「高温&乾燥」 という環境はふさわしくない気がします。
    ナミビア地方の気温を見る限りでは、ある程度の寒暖差が必要とも思えますし。
    繁殖はまだまだでしょうが、クーリングによってカメ達のコンディションが上がってくれると嬉しいです。

    返信
  3. 宮っ子

    ヒョウモンにお風呂!?なんて、一昔前ならありえない光景でしたよね。
    アフリカのリクガメといえば、高温・乾燥という…
     
    でも、リクガメだって生き物。好き好んで、過酷な炎天下にいるわけではないです。
    暑さが過酷な日中は物陰に身を隠し、たまに雨が降れば、喜んで浸かりにいくでしょう。
     
    それを理解してから、あえて過酷な環境に曝しすぎる必要はないのだ、と、
    飼育が楽になりました!
    そして、ミツオさんのいまのヒョウモンズ低温期間のように、
    一時的になら厳しい環境に曝すことも、抵抗はなくなりました。
    そうしてから、明らかに成果が上がっています!

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  4. ミツオ

    >宮っ子さん

    昔は輸入状態が悪く、コンディションを崩している個体が多かったようですので、正しいとされる飼育情報が今と異なるのはそんな背景があるのかもしれませんね。
    意外なことに、低温に弱いとされるホシガメでさえ、健康な個体であれば寒暖差をつけたほうが明らかにイキイキとしています。
    貴重なリクガメを殖やされているカメ友さんと先日話した際にも出た話題なのですが、ショップでのストック個体や人から預かっている個体など、短期的にコンディションを保つ環境設定と長期飼育の際の環境設定とは明らかに異なると思います。
    現地の環境を色々と想像するというのも亀飼育の醍醐味ですよね。

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  5. ろろ

    オフシーズンという感じでしょうか。
    うちも全然動かないので食べる量が圧倒的に(笑)少ないです。
    動いてないから食べないんだよなっていう考えと
    ミツオさんと同じように、動かないのに詰め込んでも
    っていう考え方の両方が私の中でずっとあります。
    そして同じく私も、今の時期は栄養価より水分補給を気にします。
    実際それで状態が落ちるわけでもないので
    カメ自身がしっかりオンオフ出きるという事でしょうね。
    ミツオ(カメのほうw)ちゃん、愛嬌ありますねー♪
    やっぱオスは可愛い☆

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  6. Lin71

    突然迎える羽目(半ば勢い)になった、からん嬢には初め戸惑いました。
    飼育本に書かれているような環境を頑張ってみても、ちっとも落ち着かず…
    なにがなにやらで右往左往でした((+_+))
    今日も彼女は台所で寝ています(笑)寒くなったら勝手にヒーター前で伸びてるので
    ウチでは2カメ嬢にお任せです「勝手にして~」です。
    それでも食べる量は少なくなります、大雪の影響で流通が滞る中では
    ちょっと助かりました。

    それにしても毎日一番風呂!いい顔してますねぇ~ご満悦かな?( *´艸`)

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  7. ミツオ

    >ろろさん

    リクガメ飼育って、人工的な環境だと年中常夏になりがちですよね。。。
    日本ほどでは無いにしろ、ヒョウモンの故郷だって一年を通して気候・気温の変動はありますから、あえて緩急が付くような環境にした方が良いような気がしています。
    しっかり飼えば長寿な動物ですから、長期的にコンディションを安定させる術を模索していきたいです。

    オスのカメは本当にカワイイですよ?。
    ろろさんも是非!!(笑)

    返信
  8. ミツオ

    >Lin71さん

    ヒョウモンって意外に環境設定が難しい種ですよね。
    軟便や鼻水など、私も色々と苦労をしました。・・・いや、今でも苦労してます。。。(苦笑)

    Linさん宅のカメ達は、もう完全に日本に帰化してますね(笑)
    年間を通して、調子も凄く安定しているようですし。。。

    野生の亀はお風呂なんて入らないのでしょうが、どうしてこんなに好きなんでしょう???
    不思議です。。。

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