五右衛門の起床

我が家で唯一の地中海系リクガメが久々に登場です!
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マルギナータの五右衛門くん。

なぜ出番が久々なのかといいますと、初の冬眠に挑戦していたからなのです。
特に繁殖をさせるつもりはないのですが、冬場にも加温飼育をしていることが成長不良の一因なのかと思いまして。。。
まあ、室内ケージが満室ということも大きな理由なのですが・・・(汗)

オオフチゾリだとすればまだまだ大きくなるハズですが、、、
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なぜかフチゾリ具合だけが一人前に・・・(笑)

今後の為に初冬眠の詳細を記録しておきます。

・2013.10月中旬
餌をあまり食べなくなる。

・2013.10月下旬
シェルター内に藁を設置。
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気に入ったようで潜って寝ていること多い。

・2013.11月上旬
藁の下を30cm以上掘り返し、簡単に土の中へ潜れるようにしたが、全く潜る気配ナシ。
昨年同様、冬眠させることを断念しかかった。

・2013.11月中旬
いつまでも潜る様子のない五右衛門に飼い主が耐えられなくなり、底の深い段ボール箱を利用して小学校低学年レベルの冬眠ボックスを作成。五右衛門を移動させた。
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・2013.12月上旬
朝晩の冷え込みが危険なレベルに達するようになったため、庭の片隅を深く掘り返して冬眠ボックスごと埋め込んだ。
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もちろん雨が当たらないようにしている。

こうすることでボックス内の温度が安定し、外気温が0度でもボックス内は4度程度に保たれていた。
土の中、恐るべし。。。

・2014.03月下旬
起床
暖かい日に冬眠ボックスを開けると、五右衛門が藁の上からこちらを見つめていてホッとした。

冬眠中は約一週間ごとに体重測定を行った。
結果は以下の通り。

2013.11.16→744g
2013.11.24→739g
2013.12.14→724g
2013.12.21→723g
2013.12.28→721g
2014.01.04→720g
2014.01.11→718g
2014.01.18→717g
2014.01.25→716g
2014.02.01→714g
2014.02.16→711g
2014.02.22→709g
2014.03.01→707g
2014.03.08→706g
2014.03.15→704g
2014.03.22→701g

私がドタバタしたせいで最初のひと月は減り方が大きかったものの、以降は安定しており、理想的な減り方だったように思える。

無責任なようだが、凍るような寒い夜には五右衛門が死んじゃうのではないかとドキドキした。
また、これまではずっと加温された環境で過ごしてきたというのに、5ヶ月近くも飲まず食わずで冬を乗り切った五右衛門にとても感動した。

冬眠明けしてからも温浴はさせず、庭の飼育スペースに水皿を置いて自由にさせていたが、気温の上昇とともに少しずつ食欲が出てきたようで、特に具合が悪い様子もない。

私の無知により不手際が多かったが、無事に帰還してくれた五右衛門がたまらなく愛おしい。。。
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感謝!!!


8 thoughts on “五右衛門の起床

  1. まさやん

    ホントに立派なフチゾリですね
    うちも無事冬眠成功してますが、冬眠明けに温浴がてらに水分補給させるのが良いらしいので、やってみてるんですが飲んでるの見たことないです(^.^; まー自然(本人)に任せるのがいいと今の所思ってますが、冬眠中は心配で毎週体重測定してました。ではでは失礼致します。

    返信
  2. がびお

    五右衛門くん、無事に乗り切ってくれたようですねっ(^O^)
    おめでとうございます!!
    その後もゆっくり、五右衛門くんのペースで体調取り戻してくれてるようで、
    何よりです。
    お互いに初の冬眠で、アタフタしたのは私もですが、、、
    慣れない飼い主をよそ目に、かめたちの適応力って、スゴイですよね。。。
    私も気候の変化、かめたちのペースに任せるべきとは思いながら、
    冬眠入りも明けも、ついつい待ちきれず、手を出してしまってますが、、、(;^ω^A

    返信
  3. ミツオ

    >まさやんさん

    本当に、、、なぜだかフチゾリだけが育ってしまいました。。。(笑)

    まさやんさんも冬眠させていたんですね!?
    冬眠明けの温浴、非常にやりたい行為なのですが、自然に任せるのが良いのではと堪えております。
    冬眠中は心配ですよね。私は自分の寿命が縮まる思いでした(笑)

    返信
  4. ミツオ

    >がびおさん

    お陰様で五右衛門は無事に乗り切ってくれました。
    現在は少しずつ活動的になっていく様を見て微笑ましい気持ちになっています。

    飼育当初は過保護にカメを扱っていましたが、体調が整っていれば物凄く適応力がある生き物だということを改めて思い知りました。。。
    とはいえ、心配でついつい手をだしてしまうのは私も同じです・・・(笑)

    返信
  5. 宮っ子

    ぎょえええ、ものすごい広がり!
    一体、何のためにあるんでしょうかね… 孔雀の羽と同じく、オスの見栄?(笑)

    地中海リクガメは、日本の気候に馴染むこともあり、一番好きな分類群です。なんだろう、あの無駄をそぎ落とした、ナチュラルで基本的な質感が好きなんですよね。ヌマガメ科なら、ヨーロッパヌマガメが大好きなんですが、それに通じるような…(笑)

    ともかく、無事に冬眠明けしてよかったですね!最初に餌を一口したときは、何とも言えぬ安堵に包まれます。

    返信
  6. ぴえ~る

    よかったですね!私んところもほぼ無事そうです。
    うちは冷蔵庫なんで、さらに体重の減少は安定しています。

    けどこの寒さでまた土に潜ってしまい出てきません。
    本格始動は、来週くらいからかなぁ。

    返信
  7. ミツオ

    >みやっ仔さん

    この広がり、まるでスケバン刑事のようです(←古い)
    でも、言われてみれば、、、一体なんの為にあるのでしょうね。。。(笑)

    地中海リクガメ、最高ですよね!
    私も地中海系ばかりを選んでいれば、冬場のお世話が楽だったかもしれません。。。
    長く続けていると、最終的にはシンプルなスタイルに惹かれる傾向ってありますよね。

    冬眠明け、最初の一口にはホッとしました!

    返信
  8. ミツオ

    >ぴえ隊長

    お陰様で、五右衛門が生還してくれました!
    隊長のところも無事で何よりです!!

    GWあたり、カメを連れてぴえ~る邸に押しかけますので、ケータリングでもして亀見酒でもやりましょう!
    (カメは置いて帰ります。。。笑)

    返信

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