1stクラッチの孵化とメスBの産卵

とんぶり絡みのドタバタで記事にするのが遅れてしまいましたが、インドホシガメ・メスAの1stクラッチが全て無事に孵化しました。
20151122-01 20151122-0220151122-03今回は2つの卵がほぼ同時に割れ始め、残りの2つも2~3日遅れて孵りました。
孵化日数は103~106日です。

前回は異常に長い孵卵日数(163~258日)だったのですが、同じ親であるにもかかわらず短期間での孵化となりました。
これは季節的なものが関係していると考えるべきなのか、それとも孵卵器の設定によるものなのかは今後の卵を観察することで分かってくるのではないかと思います。

 
私的に、今期は孵卵の設定に思い切った変更を加えたことが一番心配だったのですが、全ての卵が順調に孵ってくれたという結果は大きな自信となりました。
・・・いや、ホッと胸を撫で下ろしたというのが本音です。。。

 

 
孵化後2週間ほど経過した4個体
20151122-04今のところは順調に育ってくれているようです。

 

 
また、今回は特に派手な個体がいました。

孵化直後

20151122-05

 

現在(約2週間後)

20151122-06将来が楽しみである反面、このような個体は育ちにくいように思いますので不安もあります。

 

 

それから、、、
私のミスにより発生が停止してしまったポンタの卵を未練がましく2個だけ残してあったのですが、廃棄する前に割ってみたところ、1つは完全にホシガメの形となっていました。
甲羅はもちろん、顔から手足に至るまでしっかりと出来上がった状態になっておりましたので、私が孵卵の設定を誤りさえしなければ間違いなく孵化させることが出来たと思われます。
今更ながら、この姿を見た時は改めて大きなショックを受けました。
ポンタが命懸けで残した有精卵を私の無知により死なせてしまったという事実は、この先も忘れることがないでしょう。

 

 
そして、11月に入った頃から抱卵の兆候を見せていたメスBが11月17日の夜にようやく産んでくれました。
20151122-07今回は4つです。

このメスは抱卵してもなかなか産卵に至らないため、落ち着きなく動き回る姿に飼い主としてもヤキモキしてしまいます。。。
何が原因なのか分からないなりに環境設定を試行錯誤した結果、無事に産んでくれたので安心しました。
正直、卵よりも母体が心配でして・・・(苦笑)

今回のものを含め、孵卵中の卵はまだ沢山ありますので、引き続き気を抜かずに管理を続けて行こうと思います。

 

 


10 thoughts on “1stクラッチの孵化とメスBの産卵

  1. ケイティママ

    一喜一憂、いろいろあります(実感)。 それも含めての繁殖だと痛感しています。

    まぁ~ 可愛い孵化仔たちが誕生しましたね♪ 無事に成長しますように!

    拙ブログを更新しました。 ご覧くださいませ。

    返信
    1. ミツオ 投稿作成者

      >ケイティママさん

      本当に、落ち込む機会が多くて申し訳なくなります。。。
      でも、その失敗を活かしていくことが確実な進歩に繋がっているとも思います。
      今後、もっともっと知識を身につけ、飼育者同士で共有できるように頑張りたいです。

      ブログ、拝見しました。ありがとうございます!

      返信
  2. かめかめ

    はじめまして。いつも勉強させてもらってます。
    突然ですが疑問があるんですが、なぜ冬に産卵になるんでしょうか?
    これは屋内飼育だから?それとも本来のホシガメの生態なんでしょうか?
    無知ですみません。

    返信
    1. ミツオ 投稿作成者

      >かめかめさん

      コメントをありがとうございました。

      この時期に産卵するのは、室内ケージにて温湿度を上げることで雨季を演出しているからだと思われます。
      とはいえ、抱卵の時期を飼育者が完全にコントロールできるわけではありませんが・・・。

      いえいえ、私も無知でして、まだまだ分からないことだらけです。。。

      返信
  3. アンビの爺

    貴重な情報の開示にいつも感謝いたします。
    ミツオさん達先駆者の試行錯誤された足跡が私の様な迷子にヒカリを照らして頂いています。
    直ぐ!とは、行きませんがせめて最後尾に追いつけるよう私なりに努力してまいります。
    ところで!えらくバンドの大きい仔ですね。同じ兄弟なのに。
    本当に不思議ですね。

    返信
    1. ミツオ 投稿作成者

      >アンビの爺さん

      いえいえ、先駆者だなんてとんでもないです。
      私も経験豊富な先輩方に教わりつつ、試行錯誤でやっておりまして・・・(苦笑)
      そちらのホシガメも順調に大きくなっていますから、近い将来に繁殖となりそうですね。
      既に他のカメで繁殖を経験されていますので、心強いのではないでしょうか?

      同クラッチの卵なのに模様が様々なのは本当に不思議ですよね。
      成長に伴う変化も非常に楽しみです。

      返信
  4. ワキンナマスター

    こんにちは♪

    無事孵化おめでとうございます!
    とんぶり市前にハッチしていますとのことでしたので
    お披露目を楽しみにしていました
    きれいでかわいい子たち♪成長が楽しみですね♪
    リクガメに疎い僕でもインドホシが
    コンスタントに繁殖していること自体素晴らしく思います
    昔は本当に消費的飼育のみでしたから…
    ちなみにこの子たちのファーストバイトはどんなものなのでしょう?
    僕はおろおろしながらリックゼリーとか与えちゃいそうで(^_^;)

    返信
    1. ミツオ 投稿作成者

      >ワキンナマスターさん

      ありがとうございます!
      無事に孵るまでは半信半疑でしたので、やはり嬉しかったです。

      ホシガメの場合、繁殖に成功しても育てることが難しいようでして、私も緊張感を持ちつつ管理をしています。
      もっと知識を身につけて、消費飼育が減らせるように頑張ります!

      ファーストバイトは無難に葉野菜が良いかと思いますが、餌付いた後は栄養価の高いものを織り交ぜて給餌しています。

      返信
  5. かもめパン

    絶好調ですね!やっぱり愛情をかけた分、カメたちはちゃんと答えてくれるんですね~。
    ホシガメっていったら飼育するだけでも精いっぱい、っていうイメージがありますが、
    甲羅を凹つかせず、なおかつコンスタントな繁殖っていうのは本当にすごいと思います。

    返信
    1. ミツオ 投稿作成者

      >かもめパンさん

      ありがとうございます!
      でも、成功の裏には沢山の失敗が・・・(苦笑)

      ホシガメは難しいイメージがありますが、コツを掴めば比較的順調に飼育できると思われます。
      むしろ、かもめパンさんの飼育されている種の方が難易度高いかと・・・。

      返信

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