冬眠の不思議

2015年の9月にクロハラモエギハコガメを譲り受け、1年半が経とうとしています。
前飼育者さんがベビーサイズから15年ほど飼われていたので、現在は17歳くらいでしょうか。

人慣れしていることを予想しつつ迎えたのですが、当初は警戒心が強くて餌付けに苦労しました。
おそらく、長年かけて培われた前飼育者さんへの信頼度が高く、知らない家へ来たことに戸惑っていたのではないかと思います。
私なりに優遇したものの、なかなか新たな飼い主として認められず、その後も偏食傾向が強いままでした。

 

しかし、この冬に思い切って冷やしてみると、目覚めた後からは別亀のような人懐こさに。不思議と偏食も治り、人工飼料をガツガツ食べています。
初めての冬眠で不安もありましたが、結果的には良い変化に繋がりました。

 
亀の飼育という趣味を続けられたとしても、同じ個体を15年飼い続けるのって凄いことですよね。
私も前飼育者さんに負けぬよう、大切に面倒をみていきたいと思います。

 

 


8 thoughts on “冬眠の不思議

  1. 浪漫人

    なついたミズガメの見上げて見詰める姿は最高に可愛いです。今更と言いますか…昨年から周りの薦めもありアメハコを育て始めましたがピンセット見るだけでハイテンションになったり駆け寄ってくる姿には無邪気過ぎてニンマリしてしまいます(笑)亀の顔って他の爬虫類より表情を感じちゃうんですよね。

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    1. ミツオ 投稿作成者

      >浪漫人さん

      おお、アメハコを育て始めましたか!?
      魅力がたくさん詰まった種ですよね。
      私はアメハコ飼育をやめてしまいましたが、いつかフロリダハコガメを飼ってみたいと思っています。

      亀以外の爬虫類は詳しくないのですが、表情の豊かさは動物ごとに様々なんでしょうね(^^)

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  2. ごっちゃん

    ミツオさん、ご無沙汰しております。
    いつも、ブログ楽しみに拝見させていただいています。

    その子は脱走はするは、隣の水槽に入っては噛み付くはと一番の暴れん坊でした。実は内弁慶だったんですね。
    うちでは飼育スペースが狭く、ストレスが貯まっていたのかもしれませんね。私のようなダメ飼育者から、ミツオさんのような努力家で凄腕の飼育者のもとに貰われて、きっと幸せでしょう。

    その子には、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。
    そして、ミツオさんには感謝しています。有難うございます。

    また、イベントなどでお会い出来る日を楽しみにしています。

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    1. ミツオ 投稿作成者

      >ごっちゃんさん

      ご無沙汰しております。
      ブログを見て下さってありがとうございます。

      弱虫なほど虚勢を張るというのは、どんな生き物でも共通しているのかもしれませんね(^^)

      いえいえ、うまく飼えずで失態ばかりですが、温かく見守って頂けると嬉しいです。。。

      またお会い出来ますのを楽しみにしております!

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  3. わきんなますた~

    こんにちは!

    クーリングで波長が合ったのでしょうか?
    元気いっぱいなのが伝わってきます
    モエギ、ヒラセの立ち上がった子を拝見すると
    やはりホッとするというか嬉しいというか(^^♪

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    1. ミツオ 投稿作成者

      >わきんなますた〜さん

      冷やすことで体内の何かがリセットされたのでしょうか。
      アダルトサイズのモエギやヒラセは立ち上げが厄介ですので、物怖じしない様子は何だか嬉しくなりますよね(^^)

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  4. BONZO

    冬眠を機に食の傾向が大きく変わったというのは、他にも聞いたことがあります。
    アメハコだと色柄が冬眠前と変わってたりするから、面白いものです。

    モエギは飼ったことないんで勝手なイメージですが、餌をねだって見上げてくる様は新鮮ですね!

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    1. ミツオ 投稿作成者

      >BONZOさん

      嗜好性や色柄など、かなり本質的な面に変化が出るとは驚きです。
      でも、それだけギリギリのことをしているということなんでしょうね。

      モエギも慣れてしまえば餌を求めて突進してきます。
      導入時とのギャップがイイんですよ〜(^^)

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