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ユカタンハコガメの成長記録

昨年の今頃、ユカタンハコガメ2021CBの2匹に成長差が出ていることを書きました。

↑当時の写真です。


一年が過ぎた今は、、、

ご覧の通り、追いつきました!
まるで別個体のような変貌ぶりです。

これは冬場のクーリングに差をつけて、小さかった方が育つようにした結果です。
でも、大きかった個体を眠らせ過ぎた気もしますので、今度はこちらの育成にも力を入れています。



ちなみに、2020CBも含めた体格差は・・・

順調なのか全くわかりませんが、イイ感じだと思いたいです。
そして、、、やはり全部メスっぽい。。。

昨年、知人が自家繁殖のTSDオスを譲ってくれると声を掛けてくれたのですが、ちょうど散財した直後だったので渋々お断りしました。
ワイルドの親個体が非常に美しかった上、その知人はユカタンハコガメの飼育をやめてしまったので、激しく後悔しております。
ウチの3匹のうち、どれかがオスであることを強く願いつつ育てたいと思います。




オマケですが、今年のお正月に迎えたトウブハコガメ2022CB

迎えて3ヶ月半で、約5倍の体重になりました!
甲羅も滑らかで、トウブでは今までで一番上手に育てられているかもしれません。

実は、お店では配合飼料に餌付いておらず、その為に少し値引きして下さったんですが、たぶん今も配合だけだと食べないと思います。
その為、餌に肉類を入れるのですが、ついでに色々なものを混ぜているのが良いのかもしれません。
ユカタンとは逆にウチのトウブはオス率が高いので、この個体はメスになってくれると良いのですが、さてどうなるか!?



2023年

新年、あけましておめでとうございます。
スローペースではありますが、節々に綴っていければと思います。

元日は実家に顔を出すのが恒例なので、足を延ばして横須賀のハチクラへ行ってみました。
商業施設内ということもあり、年末年始も休まず営業されているのは有難いです。
美しいアイボリーのマルギナータリクガメに惹かれました。

帰りは少し遠回りして三浦半島をドライブしたのですが、材木座から見える日没にウットリ。

富士山の手前に江ノ島があるという、自分的には新鮮な構図です。
珍しくお正月らしい景色を堪能できました。



さて、亀についてですが、、、

今年の目標も「飼育個体を死なせない」としておきます。
昨年は既存の個体を死なせることは無かったのですが、とある種の衰弱個体を数匹導入し、立ち上げに失敗しました。
危うい個体を連れて帰るのは私の習性なのですが、今後は野生動物の輸入が規制されていくことで失敗も無くなるのかもしれません。

繁殖に関しては、モエギハコガメとヒラセガメが殖えてくれたら嬉しいなあと思いますが、生きててくれれば良しとします。
セイロンホシガメは何年も雌雄を一緒にしていないため、殖える可能性はありません。
現状は、どこまで大きくなるのかに興味が向いています。
トウブハコガメは2018のメスが産めそうな体格になっていますが、オスが育つまで2年くらい待つことになりそうです。
ユカタンハコガメは更に先になりますが、まだペアが揃うのかも分からないレベルです。
あとは昨年から始めたトウブドロガメの2亜種、まずは四季の変化を観察し、環境設定を模索していきたいと思います。

最後に、、、
毎年のことながら、この時期は殆どの飼育個体が活動を休止しているため、お世話の手間が激減します。
その寂しさに負けまして・・・

新年早々から迎えてしまいました。
育成を楽しみたいと思います。


それでは、本年も宜しくお願い致します!

ワイルドみたいに

2020年から飼育を始めたユカタンハコガメ。
もともとはワイルド個体のカッコ良さに惹かれたのですが、とても買える値段じゃありません。
そこで、比較的お手頃なCBベビーを美しく育てることで所有欲を満たそうと考えたのです。

ユカタンハコガメに限らず、以前は甲羅や皮膚の色彩に目が行ったのですが、数年前からフォルムやバランスに美しさを感じるようになりました。
その種の標準的な個体を望むのは、自分が歳をとったということなのかもしれません。


さて、肝心の成長具合ですが・・・

2020CB

アダルト手前といったサイズです。
初めて育てた割には頑張っているとも言えますが、ワイルドには程遠いです。



2021CB 個体1

こちらも、悪くはないけどワイルドとは・・・



2021CB 個体2

こちらも・・・


初心者の感覚ではありますが、3匹ともメスのような気がします。
少なくとも2020CBはメスで間違いなさそうなので、2021CBのどちらかでもオスになってくれると有り難いのですが。

実際に育ててみて、ユカタンは他のアメハコよりもフォルムの維持が難しい印象があります。
この種が自然下で成長していく様子を想像しつつ、理想の形態に近づけられるよう努めたいと思います。



こちらは外で育成しているトウブハコガメ2020CB

屋外の恩恵なのか、ワイルド感が出てきました。
ユカタンも外で育成してみたいと思いつつ、何となく心配で躊躇しています。
外の飼育スペースが一杯ということもありますが・・・



余談ですが、、、
数年前からちょくちょく入っているキレーネリクガメ。
見る度に欲しくなるのですが、あれもワイルドゆえのカッコ良さが詰まっているなと感じます。
甲羅のフォルムは勿論、特徴的な黒いマダラ模様なんてCB個体で再現できるのでしょうか?
なんてことを考えてると飼いたくなっちゃいますね!
10年前なら飼っていただろうなあ・・・






飼育場改修とユカタンハコガメ

GW真っ只中ですね。
大型連休とまではいきませんが、私も休みを利用して飼育場の一部を改修しています。

この場所は陽当たりが良いものの、囲いが低いことで亀達が落ち着けないのではと気になっていました。
まあ、モヤモヤしながら10年以上も放置してたんですけどね。。。

暑い中、フラフラになっての作業でしたが、ようやく居心地の良さそうな場所に変更できてスッキリしました。
当面、ここでは主にアメハコを飼育しようと思っています。



ついでに、
2020年に飼育デビューをしたユカタンハコガメ

左の大きな個体が2020CB、右側の2個体が2021CBです。
2021CBの2匹は昨年のとんぶりで迎え、まもなく半年となります。
当初は似たようなサイズだったのですが、成長差が激しく写真の通りの体格差に。
いや、一時期は今よりも差があったのですが、最近になって小さい方が追い上げている状態です。

この成長具合の違いは血統によるものなのか、性別によるものなのか、単なる個体差なのか分かりませんが、小さい方も心配する程のスローペースではありませんので、このままじっくり育てていくつもりです。


まだまだ初心者の感想ではありますが、ユカタンハコガメはミツユビやトウブに比べて肉食傾向が強いようです。
配合飼料も問題なく食べますが、生き餌を捕える能力は格段に高く、ターゲットが不規則な動きをしていても殆どが一撃で仕留めます。
やはり、一クラッチごとの孵化数が少ない種は個々の生命力が強いのでしょうか。

現状、3匹とも雌雄は全くわかりませんが、大人になるのが非常に楽しみです。




暖かくなってきましたので、亀たちを少しずつ屋外飼育へ切り替えています。

なんとなく、曇りや雨の日に切り替えた方が早く馴染むような・・・


亀は屋外での飼育が至高という風潮がありますが、その土地の気候で越冬できない種には慎重な判断を要すると思います。
私自身、モエギハコガメを屋外に出すようになって8年目になりますが、室内で通年飼育した方が良いのではという葛藤を抱えながら今日に至りました。
とはいえ、このサイクルに慣れてきたと感じる要素も見受けられますので、悩みつつも続けていくつもりです。

亀の飼育って、答えを見つけるまでに何年も掛かることが多いため、いつまでも確信を持つことができません。。。



余談ですが、クロハラのオスはトマト好きが多いです。

以前、ミミズやピンクマウスに無反応な個体がトマトに飛びついたことがあり、めちゃくちゃ驚きました。
って、あんまり需要のない情報ですね。。。