ハコガメ/ヤマガメ」カテゴリーアーカイブ

2021年を省みる


2021年が残り僅かとなりましたので、恒例の振り返りを記します。

今年は本当に忙しく、あまりブログを更新できませんでしたが、飼育意欲が下がったわけではありません。むしろ、以前よりも楽しくなってきたと感じています。
とはいえ、モエギハコガメの孵化仔だけでなく、ホシガメやヒラセガメとの悲しい別れもあり、自身の未熟さを再認識する年でもありました。

また、この数年は繁殖を意識した向き合い方を続けてきたのですが、それよりも健康に長生きさせることを大切に考えるようになりました。
状態の安定した亀がいきいきと暮らす姿を見られることに、大きな充実感を得ています。



相変わらずのコロナ禍でしたが、イベントには出来るだけ足を運びました。
あまり飼育数を増やす気にはなれないのですが、計画していた種だけはお迎えを。

ユカタンハコガメ
2匹となったのは想定外です(汗)

ちなみに、これは昨年お迎えした個体

ちょっとアルビノアカミミガメみたいです。

本当は密かにビルマホシガメも狙っていたのですが、いよいよ価格の高騰に追い付けなくなりました。。。
まあ、スペース的にもセイロンホシガメとの両立は困難なので、これで良かったと捉えます。
といいつつ、今年はバブコックヒョウモンガメに惹かれることも多々あったりして・・・(汗)



このブログを読んで下さった皆様、本年もありがとうございました!
来年の更新頻度は未知ですが、やめるつもりはありませんので、時々は見に来てやって下さい。

それでは、良いお年をお迎え下さい!




残念

秋が深まってきました。
庭の亀たちは静かになり、お世話の手間も減りつつあります。

そんな中、まだ活動的なメスのトウブハコガメ

まもなく3歳ですが、既に大人の風格も・・・

最近の寒さでも食べるので、冬眠のタイミングを逃しそうで心配です。


さて、前回のブログでクロハラモエギハコガメが孵化したことを書いたのですが、上手く餌付けられずに死なせてしまいました。
せっかく産まれたのに残念ではありますが、少しずつは前進できていますので、この先に繋げられればと思います。




さらにショックなことに、庭の一画で同居させていた昨年産まれのガルフ2匹が突然ケンカをしたようで、手足や尻尾が無残な姿に・・・

6月から屋外に移し、順調に飼えていると思っていたのですが、10月初旬の朝に血だらけになっていました。
前日までは無傷だったこともあり、最初は外敵に襲われたのかと思ったのですが、状況や傷の様子から推察すると2匹が噛み合ったと考えるのが正しそうです。

まだ子供でしたし、メス同士でここまで激しく噛み合うことになるとは想定外でした。
成長に伴う性格の変化と夏から秋への移り変わりが重なって凶暴になってしまったのでしょうか。

ワイルド個体のような甲羅を目指し、手塩にかけて育成してきた個体達だけに、私も非常に落ち込みました。。。

ずっと食欲旺盛だったのですが、大怪我の影響で2匹とも全く食べなくってしまい、室内で看病を続けています。
治療の甲斐あって食欲が戻りつつありますが、痛々しい傷跡は消えそうにありません。


これは喧嘩の前日に撮影した写真です。

うーん、美しい。。。

クロハラモエギ、そしてガルフコースト達、、、
どちらも私の油断が起こした事態ですので、しっかりと反省しつつ頑張っていこうと思います。




クロハラモエギハコガメ

クロハラモエギハコガメが孵りました。

この数年は有精卵を採れていたのですが、ことごとく孵卵に失敗しており、母亀に対して申し訳なく思っていました。
ですので、今回の孵化は本当に嬉しいです。

ずいぶん遠回りをしましたが、自分には必要な段取りだったと感じています。





10年

ふと気が付くと、ブログを始めて10年が経過していました。

亀に没頭して数年は孤独に向き合っていたものの、だんだん寂しくなってブログを開設することに。
たいした記事は書けてませんが、お陰様で素晴らしい仲間たちを得ることができました。
そして、この先の素敵な出会いにも期待しています。

思い返すと色々なことがありました。
頭に浮かんでくるのは失敗ばかりです。
そのせいか、当時とは亀との向き合い方が変わったとも感じます。

今では飼育している個体の大半がアジアのハコガメ・ヤマガメとなりました。
(写真は一枚だけですけど・・・)


やはり、私は大型のリクガメが好きなのですが、現在の生活環境では健康な育成・飼育を実現できないことが大きな葛藤となっています。

今後もマイペースに更新していきますので、たまには覗いてみて下さい。




近況

もはや誰も見ていないかもしれませんが、久々に近況を記したいと思います。

まずはセイロンホシガメ。
なかなか生態を理解できず、飼育が前進していません。

我が家にいる個体は全て2019年に迎えたのですが、2年経っても状態を把握するのが困難に感じます。

熱帯に分布する種は年間を通じてコンディションの変化が少ないというイメージを持っており、今まで飼育してきたインドホシガメも同様でした。
しかし、セイロンホシガメは違います。
私自身が体内時計を把握できていないこともあり、食欲や活動量の変化に一喜一憂しながら観察しています。

ただ、同時期に輸入されたセイロンホシガメの飼育者が周囲に存在しないため、もしかすると他の方は苦労なく飼えているのかもしれませんが・・・



そしてアメハコ。
セイロンホシガメとは異なり、飼い易くて育成にハマっています。
現在、トウブ・ガルフ・ユカタンを育てているのですが、お気に入りはガルフです。

2020CB

大型種ということもあってか、トウブに比べて倍以上の速さで大きくなっています。
急成長を感じさせない流線型のボディはワイルド個体のようです。


ついでに、似たような成長速度のユカタン

2020CB

トウブやガルフとは異なり、まだキレイに育てる方法が掴めてません。
様々な育成環境を試してみたいのですが、気軽に迎えられないのが難点ですね。。。

いずれ、他の個体も紹介したいと思います。



というわけで、2021年5月の近況でした。
最近はインスタグラムに写真だけを上げることが多くなってしまいましたが、こちらのブログも時々は更新したいと思います!