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マイクロチップ

先日、マイクロチップの挿入をお願いしてきました。

ホシガメとモエギハコガメ、計10頭です。

なんとなく先延ばしにしていたのですが、登録していないことで繁殖にも消極的になってしまい、今年は交尾すらさせていませんでした。
もちろん、飼育するだけなら現状のままでも良いのでしょうが、繁殖や非常時のことを思うと登録票が欲しくなってしまいます。


ちなみに、これはセイロンホシガメの若個体たち

いわゆるインドホシガメ的な感覚では全てメスの体型ですが、一番左(手前)はオスです。
こんなオスがゴロゴロいるのを見た時は衝撃でした。



ホシガメにチップを挿れた話は珍しくないものの、モエギハコガメに関しては聞いたことがありません。
メンタル面への影響を心配していたのですが、

翌日から全頭が完食していました。



正直、なんらかの変化は生じるかなと思っていたのですが、今のところはホシガメ・モエギハコガメともに違和感なく過ごしているようです。

さて、次は登録の手続きです。
面倒な作業ではありますが、マイクロチップを挿れた以上は前に進むしかありません。




距離感

トゲオイグアナを迎えて半年が過ぎました。

温度くらいしか気にしてませんが、ずいぶん大きくなっています。


普段はケージの上部に潜んでいるので、姿を見ることは殆どありません。
最初の2ヶ月くらいは隠れ場すら知りませんでした。
毎日、生体が見当たらないケージの水と食べ物を交換し、その減り具合・排泄物・脱皮跡で生存確認をしているだけです。
なので、たまたま姿を見掛けた時は「立派になったなあ!」と感動しています。
ちょっと無責任な飼い方かもしれませんが、互いに心地良い距離感が成立しているとも思えます。

人懐こくて手が掛かる生き物も好きですが、野生動物と暮らしているような感覚になれる種も悪くないなと感じます。
大きくなり過ぎず、ボリューム感もあり、丈夫で美しく、リクガメに似た食性のトゲオイグアナ。
飼ってみて自分に向いていることを知りました。



2019年を省みる

2019年も残り僅かとなりましたので、印象的なことを記しておきます。


・サイテス会議

今回は議題となった動植物の殆どが承認されたことに驚きました。
しっかりと考察や議論が行われた結果であれば良いのですが、ある種の同調圧力のようなものが存在していたのかなと想像してしまいます。
開催地と時期の変更が会議を形式的なものにさせてしまったのでしょうか。

とはいえ、インドホシガメが1類になったことについては反論の余地がありません。
最初から死なせるつもりで飼う人なんていないのでしょうが、それでも大量に消費されてきた現実を見れば飼育に不向きであることは明らかです。
私自身、大好きな種に対して保護どころか消費に加担しているという矛盾を抱きながら飼い続けてきました。
もしも亀の飼育を趣味にしていなければ、間違いなく今の自分のような人間を軽蔑していたでしょう。

法律が変わっても飼育自体は可能ですし、登録さえ済ませれば販売や譲渡まで出来てしまうのは非常にありがたいことです。
ただ、所有を容認されることは密猟・密輸を助長することに繋がるでしょうから、野生個体の保全という観点では中途半端なルールとも受け取れます。
趣味人としてはマイクロチップに対する不満がある一方で、もはやそういう次元の話ではないということも認識しなくてはなりません。

ついでに、今回の決定に際して「昇格」や「格上げ」といった表現を多く目にしましたが、深刻な問題に対してポジティブな言葉を用いることに大きな違和感を覚えました。
まあ、希少性という付加価値を得たことで、商品としては「昇格」を果たしたのかもしれませんが・・・




・セイロンホシガメ

最も興奮したニュースはセイロンホシガメの入荷です。

これまでのセイロンホシガメはサイズが大きいこと以外に差異を見出せないという印象が強く、はっきりと違いを感じたのは2012年に入ってきた少数のみでした。

それが、今までに見たことのない形状の個体が集団で入ってきたわけですから、これはもう新たなロカリティと捉えて良いのではないでしょうか。
実物を見た時の衝撃は非常に大きかったです。


1月に迎え、3月頃に頻繁な交尾行動が見られた後、6月に産卵

抱卵には気付けたものの、産んでくれる環境が分からずに苦労をかけました。



9月末に孵化

これは日本へ来る前の体内時計によるものでしょうから、飼育下での繁殖とは言えません。



3ヶ月が経過した現在、20gから50gになりました。

甲羅の高さが特徴的で、私の知るインドホシガメの孵化仔とは明らかに異なります。

大きくなることで知られるセイロンホシガメですが、メス親はもちろん、オス親も1kg超の大型個体ですので、どんな育ち方をするのか非常に興味深いです。


まだまだ探りながらの飼育ですが、従来のインドホシガメでは感じたことのないクセがあり、間違った判断をしないように気を付けなくてはなりません。




・この趣味の継続について

相変わらず飼ってみたい種は沢山ありますが、興味のある種と本当に好きな種は違うのでしょうから、あまり冒険はせずに続けていくつもりです。

亀の飼育を始めて以来、日々のお世話は楽しみであり、癒しでもあったのですが、激務となった2019年の終盤は重荷に感じてしまう時がありました。
これが歳のせいなのか心身の疲れによるものなのかは分かりませんが、この先も同様の感情になり得ることを肝に銘じておかなくてはなりません。

それと、最近になって個体の状態を理解することの大切さに気付くことが出来ました。
便利な世の中において、外の世界にばかり情報を求めがちですが、自然と隔離された環境で飼う以上は個体を観察して考えることが重要なのかなと。
おそらく、長期飼育を実現している人は、それが出来ているということなのだと思います。



最後に、、、
今年も一年間ありがとうございました。
書くことがないのが悩みですが、来年もボチボチ更新していければと思います。
それでは、良いお年をお迎えください。




蜥蜴

早いもので、11月になりました。

外の亀たちも、冬の気配を感じているような・・・


庭には沢山のトカゲやカナヘビが棲んでいて、初夏から秋にかけては孵化したばかりの可愛いベビーたちも見られます。
引っ越してきた当初は殺風景な庭でしたが、カメを飼育するために設置した数々の水入れや隠れ家、さらに生やし放題の雑草がトカゲにも居心地の良い環境になっているのでしょう。

さすがに最近は見なくなったと思っていたら、日光浴している子供達を発見。

生息数は年々増え続けているようで、小規模ながら野生動物が暮らしていける場所を提供できたことに喜びを得ています。

日本のトカゲやカナヘビって、神秘的な美しさと独特の可愛らしさを併せ持っていると思うのですが、不思議なことに飼おうという気にはなりません。
たぶん、自然下の暮らしぶりを間近で見てしまうと、室内ケージでの飼育に可能性が感じられないためでしょう。
きっとそれは亀も同様で、もしも自然環境下での姿を知ってしまったら、やはりケージに閉じ込めようなんて気は起こらないのではと思います。
そうやって考えてみると、この趣味は異国の爬虫類に錯覚を起こしているだけなのかもしれません。
ふと「無知は罪なり」という言葉が浮かびます。

そんなワケで、最近迎えた異国のトカゲです。

小型種なので最初は幅600程度で高さのあるケージを自作するつもりだったんですが、冬眠明けの亀を立ち上げる為に使用している1200×750×700の木製ケージが空いていたので、とりあえずはそれで飼ってみることに。
さすがに広すぎるかと思ってたんですが、たかだか胴長6cm程度のトカゲが余すところなく空間を満喫しているではありませんか!?
いやむしろ、もっと大きなケージがあったら良いなと思ってしまうくらいです。。。

来年、亀用の特大ケージを設置すべく現在設計中なんですが、どう頑張っても端から端まで亀が歩いて10秒かからないくらいの規模なんですよね。これは本当に悩ましい現実です。



全く話が変わりますが、初めて買ってみました。

効果のほどは知りませんし、人間用のモノを探せばリーズナブルに同様の効果を得ることが出来るのかもしれません。
とりあえず、使ってみるのが楽しみです。




今更ですが、以前に話題となっていた器を購入しました。

当時は「食べてる姿が家畜みたい」と言って導入しなかったのですが、きっと心の奥底では我慢していたんでしょう。



盛り付けの一例

非常に美味しそうですね。

さっそく使ってみましたが、一度に食べきらない個体でも食材を汚すことなく維持できるのが有難いです。
ここだけの話、もっと早く買っておくべきでした。



さて、こちらはミツオ製の特殊容器です。

まあ、100円ショップで購入したものを切断しただけですけど・・・


こんな薄汚れた器ですが、立ち上げ中の個体には非常に重宝しています。
配合飼料や刻んだ野菜などを入れてケージの角に置くだけで、食べる際に食材が散らかったり溢れたりせず、効率の良い栄養補給が可能です。

「体力のない個体に少しでも多く食べさせたい」という時にオススメ。


さらに、ひっくり返せばシェルターに大変身!

まだ使ったことは無いですけど・・・


他にも、画鋲でミミズを固定する木製台とか、ピンクマウスを吊り下げるクリップ付きのスタンドとか、餌付けに役立ちそうなものを色々と創作してますが、見た目がアレなんで割愛します。

ちょっとしたアイデアで飼育が向上するのは素晴らしいことですね。