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メタハラ新調

メタハラが壊れました。
エムズワンのMH-70Sを使っていたのですが、2009年に購入したので今年で10年目。
5年くらい前に調子が悪くなった時は無償修理で済んだものの、さすがに今回は新品に近いぐらいの費用がかかってしまうとのこと。
当時、けっこう背伸びをして購入した機材なので愛着があったのですが、思い切って買い換えることにしました。

久々に新たなメタハラの購入を考えたのですが、どの製品にするか非常に悩みます。
MH-70Sを導入した時の衝撃は、それまで使用していたメタハラとは比較にならないほど圧倒的なものでした。
とはいえ、こういう技術は日進月歩でしょうから、できれば新しい商品も試してみたい。。。
その一方で、今までにリリースされてきた各社のメタハラがことごとく廃盤になっている現状を見ると、長く使用できない製品は使いたくないという思いもあります。
TWFのサンビームUV20とか、交換球が手に入らない為に本体を捨てることになるのは本当に切ないものでした。
そして、飼い主にとっては買い物の一つでも、爬虫類にとっては生活の軸となり、一生を左右するものかもしれませんから、よく分からないなりにも真面目に考えなくてはなりません。



けっこう迷いましたが、比較的設計が新しそうなものを購入してみました。

ソーラーラプター70W

同じメーカーのマーキュリーランプという製品を使用しているので、信頼と興味があったのが大きな要因です。

ところが、さっそく使ってみようとランプへ電球を取り付けた際、そんなに強く回してもないのにソケットの金具が千切れてしまうというアクシデントが・・・(^_^;)
まあ、たまたま不良品だったのでしょうし、海外の製品では珍しくないことかもしれません。

最初は代理店に連絡して修理または交換という方法を考えたのですが、次のランプでも同じことが繰り返されてしまったら完全にメンタルをやられてしまうと思い、ホームセンターで代わりの部品を入手して事無きを得ることにしました。


予想外の大作業になりましたが、試しに設置してみると、、、

素晴らしい!まるでケージに太陽が射し込んだかのような光です!!
正直、マーキュリーランプとは比較にならないほど本格的なものでした。

この製品、メタハラとしての性能は期待以上でしたので、おそらく購入して後悔する人はいないのではと思われます。




でも、後日こちらも買ってしまいました。

MH-N70S

長く使用してきたメタハラの後継機なのですが、要所要所が更に使い易く改良されていました。



ケージに取り付けてみると、

期待通りの光に安心と安定を感じます。


今回購入した二機種に関して性能の優劣は分かりませんが、MH-70NSの方が遥かに良い造りになっていると思います。
変な例えですが、2000ccの車で走る時速100kmと3000ccの車で走る時速100kmの違いみたいな感じでしょうか。
どちらも100kmで走り続けられるけど、トルク感に違いがあるみたいな・・・

両方を使用してみた結果として、一万円程度の違いなら私は間違いなくエムズワンを選びます。
(くどいようですが、ソーラーラプターも期待通りの素晴らしいメタハラです!)

余談ですが、、、
メタハラの売りは何と言ってもUVB量なんでしょうが、それ以前に重要なのは擬似的な太陽光が爬虫類に与える“刺激”だと思っています。
朝、出勤する際に快晴だと「今日も頑張るぞ!!」ってなるのと同じく、生命としてのスイッチをオンオフさせることを目的に導入しているつもりです。

ここ関東地方において、温帯産の亀なら一年の大半を屋外で飼うことができますが、熱帯の種であれば頑張っても半年くらいではないでしょうか。

水中で日向ぼっこをしているベトナムミナミイシガメ

屋内飼育においてメタハラが絶対に必要かどうかは分かりませんが、リクガメ・ヤマガメ、または乾燥系・多湿系などの垣根なく一定の効果を得られる機材だとは思います。

しかし、生体に高いお金を払うのは平気なのに、なぜか機材となると勇気がいるのは何故なんでしょうね(^_^;)




新年のウダウダ

あけましておめでとうございます!

本当は年末に振り返りを書いておきたかったのですが、風邪でダウンしているうちに2019年が来てしまいました。
どちらにしても一年の節目なので、いま頭の中にあるものを記しておこうと思います。


1.飼育について

生まれたのが最近のことのように思える甥っ子も、今春から中学生になります。
この甥っ子、小さな頃から生き物が大好きなのに、自分では飼育しないスタイルを一貫してきました。
その理由は「生き物の死を見るのが辛いから」だそうです。
これを聞いた当時は「男の子なのに繊細だなあ」と残念な気持ちになったのですが、最近になって甥っ子の考えが理解できるようになりました。
まあ、私の場合は失敗し過ぎて懲りただけなのでしょうが、以前に比べて臆病になったのは間違いありません。

また、一昨年から飼育数を減らし始めたことで、個体の状態が良くなっているのを実感しました。
数が増えると基本的なお世話で手一杯になりがちですが、個々の状態を観察し、細かなケアができることに充実感を得られています。
正直、まだ今の数でも多いとは感じますが、あんまり減らし過ぎると新たな種を始めたくなる危険性がありますしね。。。
誘惑の多い趣味なので、自分に合った飼育スタイルを認識するのって意外に難しいんじゃないかと思います。

そんなわけで、2018年は例年に比べてお迎えが大幅に減りました。



2.背景について

毎年、なんらかの種が入手難となり、高値更新合戦が展開されています。
どう捉えるかは様々でしょうが、渦中の個体がCBであれば色々な意味での平和が保たれます。
その一方、ワイルドばかりが出回る種に対してCB化を目指すことの是非について、悶々と考えてしまうことがあります。

私自身「長期飼育および繁殖技術の確立」という建前のもと、誰に頼まれたわけでもないことに奮闘しています。
しかし、現実的には飼育技術の向上が野生個体の絶滅に歯止めをかけることにはならないでしょうし、国内では少子高齢化によって愛好家そのものが絶滅に向かうとすれば、ノウハウを残す意義すら薄いのかもしれません。

さらに、どれだけCBが流通しようが、やはりWCに惹かれてしまうのは私だけではないはずです。
インドホシガメの流通が減少し、国内外からのCB個体が今まで以上に注目を浴びる最中、それでもヨルダンからの入荷には胸が躍りました。
善し悪しはともかく、今後も需要さえあれば様々な生き物が流通され続けることでしょう。

近年はイベントの乱発などでメジャーになり過ぎたため、この世界のグレーな部分がマスキングされてしまった気がします。
時代と言われればそれまでですが、やはり本来はアンダーグラウンドな趣味であり、そこから出たことで歪みが生じているのかもしれません。



3.2019年について

なんだかネガティブなことばかりを書き連ねてしまいましたが、決してカメ熱が下がったわけではありません。

・周囲に流されず、自分のペースを維持する。
今まで通り、陰気で面倒臭くて飼育困難な種が好きなことに変わりはありません。
とにかく近道を避け、できるだけ失敗の少ない飼育を心掛けようと思います。

・ビルマホシガメが飼いたい
サイテス1に上がったタイミングで諦めていたのですが、なぜか最近になって飼いたい気持ちが強くなりました。
といっても、価格やスペースの問題で実現は難しいでしょうけど。
いちおう気持ちの記録として書きました。




4.新メンバー

前半に書いたことは何だったんだという話になりますが、2018年は12月になってからトントン拍子にお迎えをしてしまいましたので、その個体を載せておきます。

インドホシガメ

もはやピンポンサイズのホシガメを迎えることなどないだろうと思っていました。
ネットで入荷情報を見た時も他人事だったのですが、どうしてもスルーできない個体を発見してしまい・・・(^_^;)
派手な色と派手な多甲は育てるのが厄介そうですが、余裕のある今なら妥協のない環境が用意できると思い切りました。
お迎え時は24gでしたが、現在は36g。
期待以上の快食快便により、僅か一ヶ月足らずで1.5倍に増えました。
このまま何事もなく育ってくれると良いのですが、油断できないのがインドホシガメです。。。


クロハラモエギハコガメ(メス)

まだ迎えて一週間しか経ってません。
ずっと想いを寄せていた個体ですので、このお迎えは予定内と言って良いと思います。
見ての通りのシャイガールですが、一発目の給餌をなんなく完食したので大丈夫かと。
私が買うまで売れなかったことに感謝しています。



カンボジアモエギハコガメ(オス)

前述のクロハラと同時に迎えました。
かねてからカンボジアのオスを探していたので、これも予定内ということで。
この個体は警戒心をどこかに置いてきたようで、人を見ると寄ってきます。
まだまだ小さいので、大切に育てようと思います。

以上、なんの変哲も無いチョイスでした!(^_^;)




5.締めの言葉

昨今はSNSなどで簡潔にまとめる人が多い中、私のようにダラダラとしたブログを書くのは時代遅れなのかもしれません。
でも、当面は自分と向き合うスタイルを維持したいので、こんな状態を続けようと思っています。

末筆ながら、本年もよろしくお願い致します!



最近、こんな本を読みました。飼育という観点からではありませんが、動物の本質について深く掘り下げられており、個体の立ち上げや長期飼育の足掛かりを得られたような気がします。
特に、気難しい亀が好きな人には興味深い内容ばかりだと思いますので、気になる方は是非読んでみて下さい。

 
 

いい季節になりました。
気難しい亀達もイキイキとしています。ワイルド個体って外が好きですよね。
温度や湿度よりも大切なモノがあるのでしょうか。。。

 

 

大興奮

円山動物園の本田直也さん、爬虫類飼育者にとっては有名人ですよね。
御覧になられた方も多いとは思いますが、NHKにて放送されていた特集番組が面白かったので紹介しておきます。

目撃!にっぽん「滅びゆく命のバトン~札幌・円山動物園 本田直也~」

 
動物園のバックヤードからプライベートの様子まで、生き物の飼育・繁殖に捧げる情熱が伝わってきました。
なかでも、ヒラタヤマガメの繁殖に挑むシーンでは立派な個体が沢山登場して興奮が最高潮に!
ヒラタヤマガメやヒラセガメの交尾シーンがテレビで見られるなんて夢のようで、もうクラクラきちゃいました。。。

今からでもオンデマンドで観られるようですので、興味のある方は是非!

 

 

2017年を省みる

カメ飼育における2017年は、良いことよりも良くないことのほうが圧倒的に多い年でした。
ブログで紹介したもの以外にも沢山の悪いニュースがあり、もう本当に落ち込んでばかりの日々だったように思います。

こんな時に出来ることなんて限られていますが、苦境を大きな転機と捉え、かなり大胆に飼育種を減らす決断をしました。
正直、思い切り過ぎたことを後になって悔やんでいる部分もあるのですが、きっとこれで良かったのでしょう。
今までは色んな意味で外側にばかり気を取られていましたので、これからは内側に目を向け、ひっそりと探究していきたいと考えています。
 

負け惜しみのようですが、物事が上手く行かない時こそが成長期だと思いますので、今年は大きな前進を手に入れたと言えるのかもしれません。
2017年が飛躍のきっかけとなれるよう、気持ちを新たに頑張っていくつもりです。

 

締めの写真はこのお方!ナミビアヒョウモンガメのミツオくんです(^^)

 
 
本年はさんざんな内容ばかりのブログとなってしまいましたが、ご覧下さった皆様に心より御礼申し上げます。
それでは、良いお年をお迎え下さい!