いよいよ本格的な冬の入り口です。
ハコガメ&ヤマガメ飼育において、この時期の管理は非常に重要な意味を持つと思われますので、今後の為に各々の様子について記録しておきます。
・ミツユビ
庭飼育を続けていたら11月の半ばに潜り始め、日が経つにつれてどんどん深くまで入り込んでしまいました。
雨露を凌ぐためにダンボールを被せたので、このまま冬眠という流れにしようと思っています。
ミツユビは本当に手の掛からないカメなので、ペットタートルとして長年支持されているのが納得できます。
余談ですが、以前から某所に私好みのヤングアダルト個体がいまして、最近になってオスであることが分かりました。
こればかりは一期一会なので、思い切って迎えてしまおうかと・・・
・セマル
早々に屋外ケージの床材に潜っていたのを11月末に冬眠ボックスへ移動しました。
そのまま越冬できそうだったのですが、さすがに関東の冬は寒過ぎる気がするので・・・
・オプストヒラセ
こちらも11月末に庭飼育から冬眠ボックスへ移動しました。
日本の冬は長いので、来春は早めに起こして繁殖に必要な段取りを実践したいと考えています。
・モエギ
室内無加温を続けているのですが、20度を切っても食欲が衰えません。
というか、むしろ夏場よりも活動的になっているようにさえ思えます。
やはり、現地と言えど都市部の温湿度を参考にするのは正しくないということなのでしょう。
モエギに限らず、亀は色々な環境に晒すことで見えて来ることが多いですね。
・トゲヤマ
こちらも無加温飼育ですが、食欲は落ちていません。
一年ほど前から地味に仕上げてきたペアは気候の変化を察知してキッチリ交尾しています。
人慣れしておらず警戒心が強い個体の方が交尾行動を取りやすいような気がするのですが、これは野生の本能を忘れていないということなのでしょうか・・・?
それから、強制給餌にて立ち上げた個体も好調でして、
見ている前でガツガツと人工飼料を食べるまでになりました。
元気になってくれて本当に良かったです。
ハコヤマの現状は以上です。
来春に備え、しっかりと管理したいと思います。
今日、ふらりと立ち寄った園芸店にて良さそうなシダを発見したので購入しました。アジアン勢のケージに設置しようと思います。
庭の片隅にも沢山生えているのですが、根ごと掘り返すのは結構大変なんですよね。。。(苦笑)