先週、ナナちゃんが息を引き取りました。
元気になって、大きく育ってくれることを願っていたのですが、とても残念です。
我が家に来て2年半、ナナちゃんが幸せそうに過ごしている記憶は殆どありません。
本当にごめんなさい。
リクガメを飼い始めた当初、身の程をわきまえず調子に乗っていた私は、個体を増やし続けていました。
そして、次々にカメを弱らせては動物病院に連れていくという、なんとも情けない飼育者だったのです。
かなりの頻度で動物病院にカメを連れていくものですから、終いには病院の先生やスタッフさんと顔を合わせるのが恥ずかしくなってしまい、同時期に複数の病院を利用するようになったほどです。
入院させた結果、病院から「残念ですが・・・」という電話を頂いたことも何度かあります。
亡くなってしまった個体を病院まで引き取りに行った帰り道、「飼育書の通りにやっているのにどうして!?」という思いから、悲しさと悔しさで涙と鼻水が止まらなくなってしまったこともありました。
友人から「そんな確率で死なせてしまう生き物を飼うなんて、オマエの頭はどうかしてるぞ」と忠告されたこともありました。
そして、また一つの尊い命が、無責任な飼育者の犠牲となりました。
一般的に「爬虫類の飼育は難しい」とされているようです。
たしかに、立ち上がっていない個体の難易度は経験した人にしかわからない厳しさがあります。
そして、「もともと弱っていた」とか「先天的に長生きできない個体だった」とかいう理由でこの世を去っていく生命が後を絶ちません。
しかし、少なくとも迎え入れた時点で生きていたのであれば、それは飼育者の力量が及ばなかったのです。
愛情が足りなかったのではなく、知識と技術、そして経験値が足りなかったのです。
沢山のカメを死なせておいて、決してこんな偉そうなことを言う資格などないのですが、やはりペットを飼育する上での最低限のマナーは忘れずにいたいと思っています。
どんなに献身的に世話をしても、死んでしまえば二度と会うことはできません。
「ああすれば良かった」とか「あれがいけなかったのかも」とか、次々に溢れ出す後悔を、その後の飼育に生かすことができるかもしれません。
しかし、その後どんなに労力や対価を費やしても、亡くしてしまったペットとやり直すことはできません。
なんか、書いていることが支離滅裂ですが、今後も謙虚に、そして貪欲に学んでいきたいと思います。
最後になりましたが、温かいお言葉で応援して下さった方々に心より御礼申し上げます。
初めまして
我が家も先月旅立たれました。
初めて飼育したリクガメでしたのでよけい自分のふがいなさで
飼育方法などの後悔ばかりしていました。
でも今思えば・・
ともに生活を過ごした時間は一生懸命でしたのであまり自分を責めることはやめようと思えるようになりました。
今はまだ新しい子を迎える元気はありませんが・・
ミツオさんの献身的なふれあいはきっと今まで出会った亀さんたちは幸せだと思います。
元気をだしてください
今いる子達のためにも飼い主さんが元気でいないとです。
これからも勝手ながら応援しています
ナナちゃんのご冥福をお祈ります。
本当に残念です…
ナナちゃんの成長スイッチが入ってくれることを
ずっと願っていました
“カメは難しい”はよく聞きますが
正直お迎えしてからは意味がないというか
全力でお世話をするしかありませんよね
わたしもかぷを亡くしたとき
それまで努力はしていたつもりでしたが
自分の無力さに呆然としました
それでもナナちゃんはミツオさんのような
熱心な方の元にこられて幸せだったと思います
ナナちゃん 安らかに眠ってね
合掌
ナナちゃん、残念でしたとしか言いようがありませんが、本文を読みながらミツオさんの悲痛な気持ちが伝わってきました。
自分も決して模範になるような飼育者ではありませんし、過去には愚かなる失敗を繰り返してきました。
うまくまとまりませんが、残った子達へたっぷり愛情を注いであげてください。
それがナナちゃんへの供養につながると感じます。
お辛いでしょうが、どうかこれを乗り越えて今後にいかしてくださいね!
>えりりんさん
初めまして!
励ましのコメント、本当にありがとうございました。
おかげさまで、少し元気がでました。
これからも、今いるカメたちのために頑張っていこうと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
>zerokoさん
励ましのお言葉、ありがとうございます。
育たない個体の歯痒さは、zerokoさんも沢山経験されていますものね。
残念ではありますが、今後同じ失敗を繰り返さないよう、精一杯お世話をしていこうと思います。
ありがとうございました!
>サンダースさん
温かいお言葉、ありがとうございます。
ナナちゃんは年末頃からかなり衰弱していましたので、なんとなく心の準備はしていました。
でも、やっぱり残念です(笑)
私にとって、サンダースさんの前向きな行動は本当に励みになります。
今後も頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました!
ナナちゃん、残念でしたね・・・
ちょっとづつでも成長のスイッチが入ってくれる事を願っていましたが残念です。
飼育方法そのものの問題も動物の生き死にはあると思いますが、
ミツオさんの方法には特に問題は無かったと思います。
固体そのものの問題も多くあると思います。
辛い気持はお察しいたしますが、頑張って下さい!!
ナナちゃんの分も他の子達が元気で育つ様に!!
>カメさん
励ましのお言葉、ありがとうございます。
残念ではありますが、精一杯やった結果ですので、受け入れるしかありませんね。。。
暗い文章になってしまいましたが、滅入っているわけではありませんのでご安心下さい(笑)
今後も頑張ってカメたちのお世話をしていきます。
ありがとうございました!
ナナちゃん、残念です・・・
私もお迎えしたリクガメを亡くしてしまったことがありますが、異変に気づいたときにはなすすべもなく獣医師に託すのみ、、、
何日も経たない間に、引き取りに行く(つまが)ことになりました・・・。
未だに何が悪かったのか分からないまま、、、というより余りに解ってなかったとしか言いようがありません、、、
ミツオさんの飼育にそれほど問題があるとは(問題が全くない飼育はありえないでしょう!)思えませんし、
私には到底してあげられなかった、出来る限り手を尽くされたと思います。
失った悲しみを消すことはできないでしょうが、ナナちゃんの死に報いるためにも、
残っているこたちのためにも、気を落とさず、頑張ってください!!
>がびおさん
ご無沙汰しています。
しばらくブログを更新されていなかったので心配していました。
きっとお忙しいのでしょうね。
がびおさんも、過去に辛い経験をされていたのですね。。。
私も悲しくないと言えば嘘になりますが、今の自分にできる精一杯をやった結果ですので、今後の反省材料としてきちんと受け止めようと思います。
励ましのお言葉、ありがとうございました!
ブログの更新を楽しみにしています。
ななちゃん、よく頑張りましたね。ミツオさんの献身があったからこそですよ。「たられば」は禁物ですが、ななちゃんは飼育下になかったらもっと早く寿命を迎えていたのかもしれません。
飼育経験が足りないから早く死なせてしまった、と考えるのか、
野生ならとっくに死んでしまったであろう個体を延命させてあげられた、と考えるのか、どちらが正解かなんてきっと誰にもわからないです。少なくとも、ミツオさんがあらゆる手を尽くしてこられた様子は強く伝わってきましたから。ななちゃんは愛情をたくさん注がれて旅立ったのです。人間の赤ん坊でさえネグレクトで死なせてしまう事例が後を絶たない世の中で、ななちゃんは幸せなカメだと思います。
>イチコさん
励ましのお言葉、ありがとうございます。
ナナちゃんはウチに来た当初、とても活発でモリモリ餌を食べ、早々に成長を始めましたので、順調に育ってくれると信じていました。
それだけに罪悪感が強いのも事実です。
でも、私としては出来る限りを尽くした結果ですので、現実を受け入れるしかありません。
今後も学び続けて、今のカメたちを大切にしていこうと思います。
ありがとうございました!