ミツオ式ホシガメプロジェクト~2号の死~

イレギュラーなタイミングですが、ホシガメプロジェクトでございます。

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残念な報告ですが、2号が死んでしまいました。
原因は膀胱結石です。

死んでしまった翌日に病院で診てもらったところ、結石が総排泄腔の近くまで下りてきており、もう少し早く連れて行っていれば簡単な手術と2~3日の入院で助けることができたそうです。

「救うことができた命なのに勿体ない」
「肉付きも良く、甲羅もしっかりと育っていたのに残念」
など、先生の率直な言葉が私の心に突き刺さり、泣きそうな思いでした。。。

11月の中頃には異変に気づき、早々に単独飼育へ切り替えたものの、特に衰弱している様子は見受けられなかったので「時間ができたら病院に連れて行こう」くらいに考えていました。
死んでしまう日の朝も私が持ち上げるとギロリと睨み付け、力強くバタバタと暴れていたので、仕事から帰って動かなくなっている2号を見た時には頭の中が真っ白になりました。

昨年の夏にピンポンサイズで迎えて以降、私の不安を吹き飛ばす勢いでぐんぐん育ってくれた2号。
結石では過去に苦い経験がありましたので、今回の5匹には少しでも早く大きくなることで治療に耐えうる体格と体力を備えて欲しいと願ってきました。
そして、私の期待に応えるかのような逞しい体に育ってくれていたというのに・・・。

不調のサインを受け取っていながら、みすみす死なせてしまった私は、本当に救いようのない大馬鹿者です。
2号も愚かな飼い主を恨んでいるに違いありません。


死んでしまった姿を茫然と見ていたら、今更ながら美しい甲羅の持ち主だったことを知りました。
20131217-01
生きている時には個体を識別する為の記号くらいにしか思っていなかったのですが、こんなにも鮮やかだったことに今頃気付いている私は、一体何を見ていたんでしょうか。。。

迎えた当時、長生きをさせる自信が持てなかった私は、情が入り過ぎるのを恐れて番号で呼ぶことにしました。
ところが、思いのほか順調だったために、チビたちの成長ぶりはいつしか大きな楽しみとなり、生き甲斐にもなっていました。

私のように軽率に飼育個体を増やしていると、当然ながら死なせてしまう割合も増えるわけで、カメとの別れに対する「慣れ」のようなものが生じるのではないかと思うのですが、やはり一生懸命お世話をしたカメを亡くす悲しみは何度経験しても堪え難いものがあります。

とはいえ、今回は「忙しい」とか「寒くて心配」などといった言い訳をしつつ病院へ連れていくのを先延ばしにしていた私の怠慢さが原因ですので、今までの失敗や悲しみが全く役立っていないということになります。
とりわけ、死んでしまってから急いで病院に行くという自分の姿が、あまりにアホ過ぎて涙が止まりません。

生き返るはずもない2号を病院に連れていった理由の一つは、やはり死因を知りたいという思いでした。
ただ、もう一つの理由は「避けられない死だった」と先生に言ってもらうことで、自分の気持ちに整理をつけたいという卑怯な感情でした。

恥ずかしながら、私はこう見えても人に尊敬される飼育者になりたくて頑張っているつもりなのですが、あいにく現実は逆方向に進んでいるようです。




2号を苦しめた結石の原因は何なのでしょうか?
無難な見解としては「タンパク質の摂取量」や「水分不足」などが挙げられるのでしょうが、そんなにシンプルな問題では無いように思えます。
給餌内容や湿度設定に起因するのであれば、5匹全てとは言わないまでも、他にも結石を抱えた個体が存在しなければなりません。
また、2号が3匹のオスの中で一番成長が遅かった個体であることも無関係ではない気がします。
とはいえ、結局は「個体差」や「遺伝」という言葉で片付けられ、「インドホシガメの飼育は難しい」という結論に至ってしまうのでしょうか。。。


これまでは順調に思えたホシガメプロジェクトですが、実は運が良かっただけということが分かりました。
改めて、今生きてくれている個体達を不幸にしないよう全力を尽くさなくてはなりません。

5匹全てを育て上げるという目標は早くも崩れ堕ちましたが、引き続き頑張っていきたいと思います。

4.5cm/25gで迎えた2号、最後の測定では10.2cm/217gでした。


ミツオ式ホシガメプロジェクト~2号の死~」への4件のフィードバック

  1. zeroko

    2号ちゃん亡くなってしまったのですね
    とても残念です
    前回の記事を見て5匹とも順調に育っててうれしいなと思っていたところでした
    カメの甲羅の中で何が起きているか見えないので小さな異変にも気をつけないといけないのですね
    わたしも「忙しい」とか「寒い」を言い訳にしてしまうことがあります
    心を入れ替えないといけないなと身にしみました
    2号ちゃん 安らかに眠ってね

    返信
  2. がびお

    チビホシ2号ちゃん、残念です・・・

    ご冥福をお祈りいたします。

    私自身、運よくこれまで、結石という問題に直面したことがなく、
    その兆候や予防策についての知識は、正直よく判っていないです、、、
    飼育している種は、結石が多くない種だと思っていますが。

    ミツオさんは、種が異なるたくさんのカメたちがいる中、
    小まめに観察されてるようで、よく目が行き届いて、
    隔離等の対策が早いと思います。
    難しいのは、どの時点で病院に連れて行く判断をするか・・・?
    迷うことが多々ありますよね、、、
    私が行けなくとも、今日ならつまが・・・と、行ってもらって、
    大変な事態が発覚、運よく救われたことが何度かありました。

    一生懸命お世話していたカメとの別れは、辛いものですが、
    残された仔たちが、より充実した生活を送ることができるよう、
    どうか気を落とさず、頑張ってください!!

    返信
  3. ろろ

    更新きたっ!と思ったら、悲しいお知らせに驚きました。
    本当に残念でなりません。

    ただ、ミツオさんのカメ愛や、日ごろから持たれている強い気持ちは
    とても立派なものだと私は思います。
    最初から全部完璧に出来る人なんて居ないと思うんです。
    言い訳かもしれないけれど、でもやっぱり失敗して覚える事もあります。

    命を預かっておいて「ごめん」じゃ済まないかもしれませんが
    こうやってストレートに伝えていただく事で
    私をはじめ周りの多くの方が、気持ちを改めたことと思います。
    いきなり尊敬される飼育者になんてなれませんが
    何かを伝える事は十分できていると思います。

    結石に関しては個体差があると思います。
    ギリシャなんか特に出来やすいですから
    ちょっとドキっとした部分があります。

    原因や要員は様々だと思いますが、これだけで
    「インドホシガメの飼育は難しい」とは決めて欲しくないです。
    飼育したことのない私が言うのはおかしいですけれども
    現状他の仔たちは元気な訳ですから。

    2号ちゃんは残念ですが、他の仔たちには
    その分元気に成長してもらいたいと願っています。
    きっと2号ちゃんもミツオさんの頑張りを
    これからも見守ってくれることでしょう。

    頑張ってください。

    返信
  4. ミツオ

    >コメントを下さった皆様へ

    まとめてリコメさせて頂く無礼をお許し下さい。

    今回は重苦しい内容で失礼いたしました。
    にもかかわらず、前向きなコメントを書き込んで下さり、誠にありがとうございます。

    正直、何日経っても悔しい思いは静まりません。。。(苦笑)

    今後は同じ失敗を繰り返さぬよう、これまで以上に注意深く飼育していきたいと思います。

    返信

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