失敗ばかり

重い話になりますが、ナミビアヒョウモンのホワイティが闘病中です。

もう5年近く飼育していますが、最初の立ち上げ時以来は食欲がない事など一度も無く、健康を疑ったことはありませんでした。

そのホワイティに、先月の中頃から異変が起こりました。
歩く姿に力がない上に、餌を出しても匂いを嗅ぐだけで食べようとしません。
それならば彼の好物をと思ったものの、今までは何を出しても好き嫌いなく食べてくれていたので、飼い主のくせに何が好物なのかを知らないことに気が付きました。

そんなモヤモヤが何日か過ぎ去り、いよいよ体重が軽くなってきてしまったので、病院で診察をお願いしました。


症状には現れていないものの、なんとなく結石や肺炎を心配していたのですが、レントゲンの結果はガスが溜まっている程度とのこと。。。

しかし、血液検査にて血中尿素窒素の値が尋常でないことがわかりました。
いわゆる『腎不全』です。

腎不全といえば、私が一方的に読んでいたケヅメヒョウモンのブログを思い出します。
優しい飼い主さんと賢いカメとの心温まる日常を綴ったもので、強い憧れを抱きつつ拝見していたのですが、最終的にケヅメヒョウモン君は腎不全で亡くなってしまいます。
私は全くの他人ながら、この別れが悲し過ぎて号泣しました。

あの時、なんて厄介な病気だろうと感じていた腎不全。
私の可愛いホワイティが患ってしまうなんて悪夢です。。。


診察に行く朝のホワイティ
20141207-01


持ち運び用のプラケースに移動されたホワイティ
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大ちゃんとヌーが心配そうに寄ってきました。
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診察後に渡された大きな皮下注射
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二日に一度、打っています。



最近は、少し餌をつまんでくれたと思ったら翌日は食べなかったりで、だんだんと元気がなくなっているようにも感じます。

本来は食いしん坊なカメですから、食べることなんて当たり前としか思っていませんでした。

しかし今は、小さなひと口を食べてくれるだけで胸がドキドキします。



はっきり言って、厳しい状況だと思います。
でも、私が諦めたらお終いですから希望は捨てません。

今できることをしっかりと考え、飼い主としての精一杯を尽くしたいと思います。