4月5日に迎えたトゲヤマガメのトゲ次郎ですが、残念ながら立ち上げることができませんでした。
我が家ではたったの3週間しか生かすことができず、本当に申し訳なく思います。
迎えて数日間は液状のものを排泄し、その中には多くの線虫が混ざっていました。
そして、895gだった体重が2週間後には745gにまで落ちてしまい、手に持った感覚がスカスカでした。
というか、もともと軽い個体が大きな排泄をしていないのにもかかわらず、こんな短期間で体重の2割近くも減ってしまうなんてことがあるのでしょうか???
少なくとも私は初めての経験です。
いずれにしても、この150g減は非常にショックな経過でした。
アダルト個体ということもあり、ゆっくりと焦らずに餌付けをするつもりだったのですが、当初予想していたよりも深刻な個体でしたので、2週間が過ぎた頃に方針を変更して強制給餌に踏み切りました。
ところが、トゲヤマガメは手足が長い上に顔が甲羅の奥深くまで入ってしまうため思うように扱うことが出来ず、強制給餌は失敗に終わりました。
今まで色々なカメに強制給餌をしてきたという自負があったので、これは想定外の結果です。
過剰な自信を持って臨んだ私の大きなミスでした。
この失敗はトゲ次郎に更なる精神的&体力的ダメージを与えることとなり、私は窮地に追い込まれました。
とりあえず置き餌作戦に戻しましたが、もともと食べていない個体にショックを加えたわけですから、食べるハズがありません。
この頃になると、鼻から粘膜を出していることもありました。
その後、もう一度じっくりと作戦を練り直し、強制給餌に再トライしました。
今度は個体への負荷も少なく、良い形で流動食を胃へ運ぶことができましたので、これを2日おきに続けようと思っていた矢先・・・・・
衰弱しきったトゲ次郎の姿を見ていたら、過去にヒラセやモエギにて味わった絶望感が思い出されました。
アジア系のワイルド個体における立ち上げの難しさは、輸送のダメージ以外の何かがあるように思われます。
飼い込み個体などであれば、どうということはないのですが・・・
私なりに手を尽くしたつもりですが、まだまだやれることはあったはずです。
本当に可哀想なことをしてしまいました。
今いるトゲヤマガメ達を大切に飼育していきたいと思います。
