7月13日の夜、三匹目となるインドホシガメの孵化が始まりました。
今回はとてものんびり屋さんのようでして、、、
3日経ってもこんな感じ・・・(笑)
結局、割れ始めてから4日後の誕生となりました。
というか、殻の割り方を失敗して出られないようにも見えたので、私が手伝いました・・・(汗)
18g/39mmの元気な個体です。
なんと、この仔は4月13日・5月17日に孵化した卵と同クラッチでして、孵化日数は258日!?
インドホシガメでここまで長いのは聞いたことがなく、記録的な日数なのではと思っています。
そもそも一匹目の163日と二匹目の197日という孵化日数ですら普通ではないというのに、それらを遥かに超える258日間も腐ることなく生き続けていたことが凄いです。
平均的な期間を120日と考えても、その二倍以上ですから・・・
昨年の11月1日に産み落とされた三つの卵、最初はどれも同じような変化を見せていたのですが、いつのまにか三つとも進行が停止してしまいました。
そのまま放置していると、一つ目の卵が成長を再開して4月13日に孵化。
すると不思議なことに、それまで沈黙していた二つ目の卵が突然成長を始め、5月17日に孵化しました。
さらにその後、三つ目の卵が待っていたかのように変化を開始し、7月17日の孵化へと至ったのです。
同クラッチの卵なのに、どうしてこんなにも孵化のタイミングがズレたのか・・・
卵が雨季を待って孵化するタイミングを調節することはあるようですが、同じ孵卵ボックスの隣同士に配置していたわけですから、これは当てはまらないと思われます。
唯一、思い当たるのは、、、
私は、夏の屋外飼育中に産卵されても回収が困難になるため、夏の終わりまで雌雄の同居は避けていました。
そして、屋内回収後の室内ケージにおいて高温多湿の雨季を演出することで交尾を促し、秋~冬にかけて産卵するように調整していたのです。
その結果、親個体の季節における体内時計が狂ってしまい、敢えてそれぞれの卵が異なるタイミングで孵化するようにプログラミングしたのではないかと考えています。
自分の子孫を残すという本能を全うするため、三匹全てが乾季に孵って全滅するよりも、敢えて時期をズラすことで一匹だけでも育つことが出来る可能性に賭けたのではないかと・・・
上記はあくまでも推測なのですが、他に理由が思い当たりません。
今年の秋に産むであろう卵の結果を見つつ、また考察してみたいと思います。
しかし、卵の状態で8ヶ月半も生命を維持することができる事実に感激しました。
もっとも、ヒラオやクモノスは孵化に1年近くかかるようですが・・・
三兄弟を並べてみました
左から、ホシ太郎(4/13生)→ホシ次郎(5/17生)→ホシ三郎(7/17生)
※どれも性別は不明です。
先に産まれた二匹は順調に育っており、ホシ太郎は60gを越えました。
写真では分かり難いですが、ホシ次郎は模様の入り方が独特で、ラインが白いことも特徴的です。
どの個体も親譲りの派手な甲羅の持ち主ですので、今後の成長が楽しみです!
ただ、ホシガメの飼育頭数が・・・(汗)
とんぶりに出品することも考え始めましたが、まだ悩み中です。。。
(業登録はしています)
おめでとうございますっヽ(^o^)丿
キレイな甲羅模様と色合いに、黄色と黒のハッキリした表情、
ヤンチャそうで、可愛らしいですね~~
と言いつつ、すっかり忘れていたのですが、、、
197日:6ヵ月半の時点で、気が遠くなりそうな思いでしたが、
8ヶ月半というのは・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ
温度で雌雄が決まる爬虫類、より孵化に適した条件を選ぶという意味でも、
貯精による産卵時期の調整で、子孫を残す術を身に付けていると思っていますが、
産卵後の発生の調整まで!?
判りませんが、子孫を残す為に発達した能力としては、興味ある仮説ですね。
誕生の過程からそれぞれ個性的で、甲羅模様にも特徴を持った3兄弟、
成長が楽しみですっ(^O^)
そして、ミツオさんのブリーダーデビューもっ!?
>がびおさん
ありがとうございます!
今までに購入したピンポンサイズに比べると、我が家のベビーは総じて警戒心が強い気がします。
ただ、そういう個体の方がなぜか成長が速いので、メキメキ育ってくれています(笑)
孵化日数、本当に不思議ですよね。
決して確信のある仮説ではないのですが、他に思い当たらなくて・・・(苦笑)
とんぶりは、まだ悩み中です。。。