オスのインドホシガメ、プーキーの口の中に腫瘍ができ、手術によって切除したという記事を8月に書きました。
あれから2ヶ月。再発の覚悟はしていたものの、予想以上に進行が早いため、再度診察に行ってきました。
先生によると、腫瘍は内面まで広がっており、現時点での爬虫類における医療では僅かな部分しか切除することが出来ないそうです。
従って、根本的な治療は不可能であり、諦めるしかないとのことでした。
このまま腫れが進行し、衰弱していくのを見守るしかないと・・・
何か救う方法があるのではないかと3人の先生に診て頂きましたが、どちらも同じ結論でした。
今日現在のプーキーは口の中が腫れており、その影響で鼻水が出ています。
また、腫瘍が圧迫している影響で、左目が腫れています。
ただ、痛みは感じていないようで、持ち前の元気さと食欲は今までと何ら変わりありません。
この姿を見ている限りでは、悲しい未来が待っていることなど想像できないのですが・・・
プーキーは2003年産まれで、2012年に浜松から我が家にやって来ました。
インドホシガメの正確な寿命は知りませんが、少なくとも12年というのは明らかに短命です。
3ヶ月なのか半年なのか、あとどのくらいプーキーが生きられるのかは分かりません。
先生が、「辛い最期を見守ってあげるのも飼い主の役割です」とおっしゃっていましたが、その言葉通り、残された時間を精一杯お世話しようと思います。
最後に、、、
プーキーに腫瘍が出来てしまった原因ですが、先生の意見では「先天的なものなので防ぎようがない」とのことでした。
もちろん私にも確かなことは分かりませんが、幼い頃からの給餌内容が少なからず関係しているのではないかと思っています。
今年に入ってからというもの、6月にインドホシガメのオス個体が、9月には最愛のポンタが逝きました。
そして今度はプーキーまで・・・
飼い主として本当に不甲斐ないです。
こんにちは
お察しします
ヒトのみならず全ての生き物が、悲しいですが
病を避けることができないんですよね…
治療困難な病、残念ながら沢山ありますよね
僕は医療関係者で、毎日が病との闘いでもありますが
また、病も身の内という実感もあります
いつか誰にでも訪れるその日を意識しない日はありません
だから、毎日、ありがたく、感謝したいと思うし
ご縁を大事にしたいと思っています
ミツオさんのことも、こうして知るプーキーさんのことも
かけがえのない、僕の中の真実だと感じます
及ばずながら、見守らせて頂きます
話はズレますが
ラジエーション、放射線治療や
ガンマ線照射、ガンマナイフなど
ヒトの腫瘍治療に用いる方法など
爬虫類の腫瘍治療に使えるかも…
と専門外ながら思います
家畜や愛玩動物医療は保険のことや
コストの問題もバリアになっていますよね
なにか制度的な進歩があればなぁ…
>ワキンナマスターさん
ご丁寧なコメント、誠にありがとうございます。
ペットを飼育する以上、死を避けて通れないのは覚悟しているつもりですが、今回のようなケースは初めてなので何をしてあげるべきなのか・・・
ただただ、罪悪感のようなものを抱えつつ毎日お世話を続けています。
爬虫類はペットとしての認知度が低いため、治療という点においても出来ることが少ないのでしょうね。
私も自分に出来ることをもう一度見直し、カメ達と向き合っていこうと思います。
心中、お察し致します。
私も実家で飼っていた犬の腰骨の部分に腫瘍が出来てしまい、発見した時には手遅れの状態でした。
歳を取っても元気だった愛犬が腫瘍が大きくなるにつれ、元気を失っていただきました。飼い主として何もしてやれない、見守る事しかできない歯痒さ分かります。
私は無宗教者ですが、奇跡が起こる事をお祈りしています。
>ごっちゃんさん
優しいお言葉、ありがとうございます。
プーキーを見ていると今までに味わったものとは異なる無力さを感じ、やるせない思いです。
せめてあまり苦しまずにいられるよう、飼い主として出来ることを頑張りたいです。
本当に、奇跡でも起こってくれることを祈りつつ・・・
えええっプーキーちゃん
悪化してしまったのですね…
愛くるしいプーキーちゃんが大好きです
少しでも長生きして欲しい
でも苦しまないで欲しい
動物を飼うということは重い責任と葛藤が伴いますね
プーキーちゃんが幸せな日々を過ごせますように
>zerokoさん
重い内容にもかかわらずコメントを入れて下さりありがとうございます。
プーキーは我が家のリクガメの中で一番と言っていいほど明るい性格の持ち主です。
まさか、その彼がこんな重病になろうとは・・・
毎日一生懸命に食べている姿を見ると、飼い主としての無力さが申し訳なく思えてなりません。
今までに楽しい想い出を貰った分、最後まできちんとお世話をしていきます。