マルギとヒラセの冬眠明け

ずいぶんと日が経ってしまいましたが、冬眠させていたマルギナータの五右衛門とヒラセガメの3匹を3月29日に起こしました。
まあ、既に冬眠ボックス内で起きていた個体もいましたが・・・。

ただ、4月初旬にまた寒くなってしまったので、ヒラセ組は屋外ケージで潜ってしまい、4月の末頃が本格的な冬眠明けとなりました。



まずは五右衛門
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長い土中生活から出てきました。


二度目の冬眠も無事に乗り越え、元気な姿で庭を闊歩しております。
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成長不良を患っているものの、フチゾリ具合は立派なものです。
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我が家では唯一の地中海リクガメ、独特の趣が魅力です。
今後も、長い付き合いができるような管理を模索していきたいと思います。




そして、手探り状態で初の冬眠を試みたオプストヒラセ達。

ミート君
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アダルトのオス
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アダルトのメス
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定期的なチェックを行いつつ、6ヶ月近くに及ぶ冬眠となりました。
最初から長期間の冬眠をさせるのは危険かとも思ったのですが、経過を観察することで今後の指針を得たかったので・・・。
しかし、半年近くも飲まず食わずで過ごし、何事もなかったかのように起きてくる姿は本当に凄いと思います。。。

どの個体も冬眠期間中での体重変化は殆ど無かった上、眼の輝きも増しているようですので、良い形で体内時計のリセットができたような気がしています。

また、ひと口にオプストと言っても産地の違いがあるせいか、個体による耐寒性の違いが大きいように感じました。
その辺は今後の飼育で更に探っていき、ベストな冬眠の設定を模索したいと思います。




オ・マ・ケ

セマルのチビを迎えて半年以上が過ぎました。
20150506-05
孵化直後で10gだった体重は75gになっています。

まだサイズ的にネコやカラスが心配なので、もう少し大きくなったら屋外飼育に変更しようと思っています。


4 thoughts on “マルギとヒラセの冬眠明け

  1. がびお

    五右衛門くん、甲羅に山を背負って這い出てくる姿、
    逞しく冬を越して、一層力強さを増したようっ!?
    成長を急ぐことなく、いつまでも健康で過ごしてほしいです。

    ヒラセさんたちは、情報に乏しく、手探りでの試みでしたが、
    みんな揃って、無事に乗り切ってくれましたねっ
    半年の冬眠って、長過ぎるように思いますよね・・・
    実は我が家のヘルマンたちもほぼ半年、マルギより長いです。。。

    返信
  2. ろろ

    五右衛門ちゃんの”潜ってた感”がたまりません^^
    やっぱりこういう姿を見ると
    人工下でもワイルドに育てるといいなーと感じます。

    ヒラセガメは特に日本の乾燥した冬で
    気を遣うことも多かったんじゃないかと思います。
    それにしても6ヶ月は長いですねー(゚Д゚)

    セマルハコガメも今後ワイルドっぽくなるのを楽しみにしています♪

    返信
  3. ミツオ

    >がびおさん

    五右衛門の土を背負った姿があまりにも可笑しくて、思わず撮ってしまいました。
    ちなみに、翌日も土を乗せたままウロウロしていたので落としてあげたのですが・・・(笑)

    ヒラセの冬眠が無事に終わってホッとしています。
    地中海系のリクガメもそうですが、こんなにも長期間寝ているなんて凄いですよね。
    とはいえ、日本であるがために無理をさせるわけにはいきませんので、今後も更なる模索をしていきたいと思います。

    返信
  4. ミツオ

    >ろろさん

    五右衛門、いい演出をしてくれました(笑)
    リクガメの甲羅は綺麗でも汚れていても、それぞれに魅力がありますよね。
    ワイルドに飼うと手間は省けますが、亀との接点が減るので寂しいです。
    まあ、ウチみたいに無計画な多頭飼育だとちょうどいいのでしょうが・・・(笑)

    ヒラセは色々と心配しましたが、思いのほかあっさりと乗り越えてくれました。
    6ヶ月も眠ったら、あとの半年は起きたままで良いんじゃないかと思ってしまいます。。。

    セマルハコガメ、本当に良い亀です。
    ろろさんも是非!(笑)

    返信

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